包茎治療に伴う痛みと事前に知っておきたい注意点
包茎手術を受ける決心がつかない人は、費用だけではなく治療の痛みや生活への制限を懸念している方が多いのではないでしょうか?
最新の治療法では痛みを軽減する麻酔や、術後の生活へ支障が少ない糸を活用していますが、一定期間は生活への制限を受けます。
不安を抱いている方に向けて、包茎治療の痛みと注意点について解説します。
麻酔が痛いって本当?

包茎手術は基本的に部分麻酔を行います。保険適用の治療や痛みを軽減する工夫をしていない格安クリニックでは、相応の痛みがあるので注意しましょう。
陰茎全体に麻酔を効かせるためには、痛みを感じやすい局部に奥まで注射をしないといけません。
想像以上の痛みといった口コミが多いので、痛みに弱い方は無痛麻酔に力を入れているクリニックを利用するとよいでしょう。
主な麻酔の方式
包茎手術クリニックが行う麻酔は主に以下の4パターンがあります。
注射を打つ際に大きな痛みを伴います。
包茎手術クリニックでスタンダートになっている麻酔です。
塗り麻酔から極細糸で少しずつ奥まで麻酔を打っていくことで、痛みがほとんど感じなくなります。
完全無痛ではないですが、イメージとしては予防接種で腕に打つ注射よりもさらに痛みが少ない程度で、歯医者で虫歯治療する麻酔に比べて痛みが大幅に少ないです。
マスク麻酔は、マスクから吸引する麻酔で、全身麻酔ではないですが、ほとんど寝ている状態で手術を受けられます。
熟練した麻酔医が対応しないと副作用リスクがあるので注意しましょう。
点滴のように肘などから麻酔を体内に入れて、マスク麻酔と同様に眠くなる麻酔です。
完全に寝る状態ではなく意思疎通程度はできます。静脈に針を刺すので無痛ではないですが、陰部への注射に比べて痛みが少ないです。

僕は麻酔注射の痛みもさる事ながら、意識がある状態で手術されるのがめちゃくちゃ怖いので静脈麻酔を検討しています。
ちなみに親知らずを抜いたときに一度経験していますが、術中の記憶は一切ありません。
術後の痛みってどれくらい?

麻酔が効けば、手術中から術後まで痛みを全く感じません。
包茎治療で大きな山場になるのが、術後3~4時間経過して麻酔が切れた時の痛みです。
麻酔が切れるにつれて傷口の痛みを感じ、ひどいケースでは安静にしていても耐えられない程の痛みを感じます。
医師の指示に基づいて、鎮痛剤などの飲み薬を正しく服用しましょう。
術後の痛みの大きさは医師の腕によって大きく変わります。
最低限のカットラインで綺麗にメスを入れてもらえば、ほとんど気にならない程度の痛みしか出ません。
術後の痛みと回復スピードは、術式と医師の技量によって変わることを覚えておきましょう。
術後の過ごし方に関する注意点

包茎手術を受けた後は、以下の生活制限を受けます。
- ・シャワー:手術当日から3日程度
- ・湯船に浸かる入浴:術後3~10日
- ・飲酒:1週間前後
- ・辛い食事:3~4日
- ・軽い運動:1週間前後
- ・性行為:3~4週間
上記はあくまでも一例で、クリニックおよび術式によって生活制限を受ける期間が変わります。必ず医師の指示に従ってください。
なお、仕事についての制限はありませんが、手術翌日は痛みと違和感が残るので、可能な限り休むことをおすすめします。
特に肉体労働系の方は術後2~3日以上休むことが望ましいです。

僕は大型連休を使って予約をするつもりですが、みんな考えることは同じなので早めに予定を組まないと予約を取ることができなくなってしまいます。
有給を取得できる方は繁忙期を外した時期に予定を組んだほうがいいかもしれません。
抜糸について
包茎手術で縫合した糸の抜糸は以下の3パターンがあります。
- ・吸収糸(抜糸不要で自然に糸がなくなる)
- ・再通院による抜糸
- ・自分自身で抜糸
多くのクリニックでは吸収糸よりも抜糸式の方が傷跡が目立たなくなることを理由に、おすすめプランとして抜糸式を提供しています。
一部のクリニックでは抜糸しやすい専用糸を使い、一定期間経過したら自分自身で抜糸できるタイプを用意しています。
縫合で使う糸の種類で迷った時は抜糸式が無難です。
術後に1回は抜糸で再通院することを考慮して、手術の日程調整を行いましょう。
痛みやトラブルによる不満の声
実際に包茎手術を受けた方の口コミから、痛みやトラブルによる不満の声をピックアップしました。
後悔した事例を参考に、適切な対策を講じてください。
術後2~3日して痛みが軽減してきたので、細いGパンを履いたら1日中地獄でした。
履いた当初はなんとかなると思いましたが、途中から痛みが蓄積されていき後悔しました。
スウェット系など、ズボンは柔らかくてゆとりのあるサイズにするべきです。
2日後の朝に痛みがなかったので薬を飲まなかったら昼頃から傷みが再発しました。
夜になって帰宅して鎮痛剤を飲むと、2時間ほどで痛みが消えました。
術後1週間くらいはいつでも鎮痛剤を飲めるように持ち歩くと安心ですよ。
まずは概算費用などの軽い相談だけのつもりで無料カウンセリングを受けましたが、ペニスの状態を見ないと術式・料金の提示ができないと言われます。
渋々ペニスを出すと、見て分かるカスが溜まっていて、カウンセリングルームに悪臭が…。
これから利用する方は、最低限のエチケットとして、カウンセリング前にペニスを綺麗にしておくようにしてください。
カウンセリングだけのつもりが、勢いで当日手術を受けたのですが、翌日仕事で全然集中できませんでした。
翌日から仕事してもOKと言われ、デスクワークが中心の仕事だったので平気だろうと軽く考えましたが、全く集中できませんでした。
休み前に予約を取って出直さなかったことが包茎手術を受けた唯一の後悔です。
大手クリニックで段階的に極力痛みが少ない麻酔を提供すると説明されましたが、想像以上に痛かったです。
ペニスではなくその周辺に注射を打つのですが、合計7回くらいやられて、ほぼ全ての注射で強くツネられるような痛みがありました。
歯医者に行っても麻酔が効きにくいタイプなので体質かもしれないですが、デリケートな部分なので麻酔の痛みは甘く考えない方がいいです。
22歳で包茎手術したけど、勃起を抑えるのは困難。
ちなみに術後に勃起しても、性行為・オナニーなど強い刺激を加えなければOKみたいです。
勃起した際の痛みは悶絶するほどではなく、軽く引っ張られている程度。仕事中に勃起したら我慢して普通に業務をこなせる感じです。
ただ、勃起時に多少の痛みがある期間が1ヶ月程度続いたのがキツかったです。当然禁欲も…。
禁欲期間が長くなるにつれて勃起しやすくなる負の連鎖があるので、若いうちの包茎手術はその面が辛いです。

包茎治療クリニックで診察を待っている患者の半数近くが、診察室に呼ばれる前にトイレへ行くそうです。
みんながお手洗いでムスコの掃除をしていると想像すると、ちょっと笑えますよね(笑)
まとめ

包茎手術に伴う痛みの要因は“注射麻酔”と“麻酔切れ”と“術後の間違った過ごし方”によるものでした。
手術中に麻酔が切れて激痛が走るといった事態は考えられませんので、安心してください。
術後の過ごし方についても、医師の指示に従って安静にしていれば、そこまで騒ぐほどではありません。
むしろどの麻酔法を選ぶか、が肝心です。
自由診療で尚且つ麻酔医を必要とすると場合は治療費が非常に高額にはなりますが、その後トラウマになってしまうかもと不安を抱えている方は、意識を失うマスク麻酔や静脈麻酔の方が安心です。