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あなたはどのタイプ?4つの包茎種類を解説!

包茎とはペニスの亀頭に皮が被った状態ですが、勃起時の剥け方によって複数の種類があります。
まずは自分の状態がどの包茎に分類されるのかを知ることから始めましょう。

包茎は以下の4種類があります。

  • ・仮性包茎
  • ・真性包茎
  • ・カントン包茎
  • ・埋没包茎

2019年に4,800人を対象に行われた包茎に関する調査では、73%が包茎であると回答していて、包茎の大半が仮性包茎だと言われています。

参考元:NHK NEWS WEB

種類別に包茎の詳細と問題点をまとめました。

仮性包茎

3匹の亀

一般的な症状としては、通常時は皮を被っているけど勃起をすれば皮が剥ける状態です。
仮性包茎は通常時の皮の被り方や、勃起時に自然に剥けるかを問わず、

皮を被っていることがある
亀頭を問題なく露出できる

以上の2点の両方を満たしている場合は全て仮性包茎です。
なお、仮性包茎の中でも通常時は半分くらい露出していて勃起すれば自然に皮が剥ける軽微なものと、通常時は全て皮を被っていて勃起した際に手で皮を根本側に引っ張らないと剥けない重度の仮性包茎があります。

後ほど詳しく紹介しますが、肥満体型の方は仮性包茎と埋没包茎を併発している事例もあります。

仮性包茎のデメリット

仮性包茎は入浴時などに亀頭を露出して洗うことができるため、医学的には問題ないとされています。
ただし、通常に亀頭が包皮に覆われることによって以下のデメリットが生じています。

  • ・蒸れて臭いが発生しやすい
  • ・細菌が溜まって痒みが起こりやすい
  • ・亀頭の表皮が薄いため、病気にかかりやすい
  • ・表皮の影響で早漏・遅漏になりやすい
  • ・自慰行為は問題なくできても性行為が痛く感じる場合がある
  • ・見栄えが悪い

このように、医療的に治療が必要だと判断される状態ではありませんが、露茎に比べて機能性でメリットがありません。

仮性包茎を治療する方は、見栄え・性行為・蒸れ対策など人それぞれ目的が違います。
仮性包茎は健康保険を活用した治療を受けることはできず、自費診療しか選択肢がありません。
自費治療の場合は他の包茎状態よりも料金が安く、軽微の仮性包茎であれば切らない包茎手術で治療できる場合もあります。

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僕の場合はこのタイプです。
仕上がりにもこだわりたいので自由診療一択ですが、もし保険が効いてくれるなら、日本男子のアソコ事情はもっと明るくなるのでは?と思いました。

埋没包茎

雪に埋もれたキノコ

埋没包茎は陰茎の根本付近の脂肪が影響してペニスの根本が腹部に埋没してしまい、実際のサイズよりも小さく見える状態です。
腹部の脂肪と皮膚がペニスを圧迫するため、それまで露茎だった人が成人後に埋没包茎になってしまうケースがあります。

埋没包茎の多くは、仮性包茎と同じで入浴時に亀頭の清掃ができますが、原因はダルトス筋膜の付着異常など発生学的異常が多いです。
そのため、症状によっては保険適用で手術を受けることができ、一部の病院ではストレッチ療法で治すことができます。

そこまで太っていないのに埋没包茎になってしまった方は、美容外科で行う脂肪吸引や埋没したペニスを表に出す治療だけでは解決できません。
泌尿器科や内科・皮膚科など埋没包茎の専門性が高い医療機関へ受診してください。

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太ってしまった挙句、おちんちんまで小さくなってしまうなんて悲惨すぎる・・・。
ただし病気の場合もあるので、異常を感じたらすぐに受診を!

カントン包茎

締め付けるイメージのネジ

カントン包茎(嵌頓包茎)は、包皮口が狭くて勃起すると包皮輪で亀頭の根本を締め付けてしまう状態です。
一般的には仮性包茎のように亀頭を露出できることが可能ですが、一部で真性包茎の状態でも包皮口が狭いことを理由にカントン包茎と診断される場合があります。
カントン包茎の状態は以下のパターンがあります。

通常時

・通常時は仮性包茎のように問題なく剥いて戻すことができる
・通常時も皮を剥くことができない(真性包茎と併発)
・通常時でも剥くと締め付けられて痛みが出る
・一度剥くと簡単に元へ戻せなくなる

勃起時

・若干の締め付けを感じるが不自由しない
・勃起すると締め付けて痛みなどの症状が出る
・勃起すると強い締め付け感があり、戻せなくなる
・勃起すると強く締め付けられ亀頭が鬱血する

重度のカントン包茎でなければ日常生活に大きな問題はありませんが、性行為をするなど大きな刺激が加わった時に包皮口が破れるトラブルリスクがあります。
痛みの有無や自力で戻せる可否を問わず、性生活・衛生面の双方で悪い影響があるため、疑いがあれば早めに病院で受診してください。
真性包茎と同様に保険治療を受けられますが、綺麗に治したい場合は自費の美容手術を検討してください。
カントン包茎は体質の問題で、真性包茎のように自力で治ることが滅多にないため、早めの治療をおすすめします。

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痛みを伴うシーンが多いタイプの包茎です。
保険も適用されるとのことですので、まずはお早目の受診をおすすめします。

真性包茎

熟していない青いバナナ

真性包茎は包皮と亀頭が癒着して、手で剥こうとしても剥けない状態です。

誰もが子供の頃は真性包茎の状態で、思春期に皮を剥く練習をして仮性包茎・露茎へとステップアップしていきます。

射精をしない年齢であれば何も問題がありませんが、射精をする年齢になり、さらに加齢によって垢が発生しやすくなると衛生上の問題が発生します。

そのため、真性包茎は健康保険適用で治療することが可能です。
年齢を重ねるごとにリスクが増していくので、身長の成長が止まった年齢になっても自力で剥くことが困難だと判断したら、早めに包茎手術を受けてください。

保険治療も可能ですが、仕上がりや術後の機能性・痛みなどの問題から自費の美容手術を受ける方が多いです。
見栄えの良いペニスを手に入れたいのであれば、保険適用外でも美容手術を検討してみてください。
自費の美容手術を受ける場合は仮性包茎よりも費用が高くなります。

なお、真性包茎は乳児の段階で100%ですが、思春期までに真性包茎が自然に治る確率は95%です。
中高生で真性包茎に悩んでいる方は、まずは自力で剥くことに挑戦してみましょう。

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個人差があるので断言はできませんが、21歳以上で真性包茎の症状があれば病院に相談してもいい頃だと思います。
無理に剥きすぎると傷から癒着してしまう可能性もあるので、ある程度トライしてみても進歩が見られない時は医療の力を頼りましょう。

まとめ

包茎は症状によって呼び方が異なることを学びました。
また希ではありますが、複数の症状を併発しているケースもあります。
本格的な治療は考えていなくても、少しでも不安がある時は泌尿器科などの保険が適用される病院を訪れてみましょう。

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大半の男性は日常生活に影響が出ない仮性包茎だと言われていますが、例えばおしっこが出にくいとか、いつもムレて痒くなるなどの不便さを感じているなら治療を検討してもいいと思います。
カントン包茎・真性包茎の疑いがある場合は、とにかく早く診察を受けてくださいね!